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GLOSSARY

用語解説

 

BIM

Building Information Modeling(ビルディング インフォメーション モデリング)の略称で、建築業界では一般的に「ビム」と読みます。BIMはデジタル上に作成した3次元の建物モデル(形状情報)に加え、室などの名称・面積、材料・部材の仕様・性能、仕上げ、価格、設備情報など、様々な属性データを併せ持つ、言わば「建築物のデータベース」です。BIMに対応したファシリティマネジメントシステムでは、この3次元建物モデルをコンピュータ上に表示させたり、3次元建物モデルに蓄積された属性データと連携させることが可能です。

デジタルツイン(Digital Twin)

「デジタル空間上の双子」という意味で、現実世界と対になる双子をデジタル空間上に構築し、モニタリングやシミュレーションを可能とする仕組みのことです。米ミシガン大学のマイケル・グリーブス教授によって2002年にその概念が提唱されました。BIMのような3次元の建築モデルは建築分野におけるデジタルツインの代表例です。

デジタルトランスフォーメーション(Digital Transformation:DX)

 ウメオ大学(スウェーデン)のエリック・ストルターマン教授が2004年に提唱した概念で、「ICTの浸透が人々の生活をあらゆる面でより良い方向に変化させる」と定義されています。ちなみに「Digital Transformation」の略が「DT」ではなく「DX」となる理由ですが、「Transformation」を英語圏では「X-formation」とも表記するため、その頭文字を取って「DX」と略されるようになりました。

 なお、日本のビジネスにおける「DX」としては、情報処理推進機構(IPA)が「DX」を以下のように定義しています。

”AI や IoT などの先端的なデジタル技術の活用を通じて、デジタル化が進む 高度な将来市場においても新たな付加価値を生み出せるよう従来のビジネスや組織を変革すること”

 また、経済産業省が令和元年7月に定めた“「DX推進指標」とそのガイダンス”では、「DX推進指標」における「DX」の定義を以下のように定めています。


”企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、顧客や 社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、業務その ものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、競争上の優位性を確立すること”


 それぞれ少し表現は異なりますが、「従来のビジネスや組織をデジタル技術により変革させ、さらなる価値を生み出す」ことが共通の定義となります。